About
THE Artisan+とは
300年以上の歴史を持つ尾張・名古屋生まれの仏壇仏具」と「これから100年使う工芸品」を掛け合わせた、新しい工芸品を発信するモノづくり集団。伝統の良いところは残しつつ、現代の暮らしに寄り添うモノづくりをお届けします。
事業について|About business
01
300年以上の歴史を持つ、尾張・名古屋生まれの仏壇仏具
工程ごとに分業化し、専門技術に特化した作り手のリレーでひとつの商品を製作しています。
02
「これから100年使う伝統工芸品」を発信するモノづくり集団
ワークショップの開催などを通じて、産地をより知って頂く取り組みを行っています。
03
伝統の良さを残しつつ暮らしに寄り添う、新しい工芸品の形を提案
THE Artisan+をはじめ、商品のポップアップストアや企画展の開催・出展を行っています。
COMMITMENT|コミットメント
専門の職人たちが技をつなぐ、仏壇仏具生まれの“心にやさしい”プロダクツ
尾張仏具・名古屋仏壇の最大の特徴は、工程ごとに分業化し、専門技術に特化した作り手のリレーでひとつの商品を製作していくこと。木地製作や彫刻、漆塗、彩色、錺金具製作などの専門的かつ独自の技術技法をもった職人がおり、それぞれの作業が独立して行われることで、質の高い商品に仕上げています。
―多様性と柔軟性に富んだものづくり
尾張仏具・名古屋仏壇の職人たちの専門性の高さは折り紙つき。日本全国でもこの地区でしか作られていない仏具もあるほどです。それゆえ、各分野の高度な技術の掛け算で生まれるアイテムの可能性は無限大。豊富な経験と知識を活かして、環境や時代に合わせた新たなものづくりにも積極的に取り組んでいます。
―分業による安定した生産性
尾張仏具・名古屋仏壇は、ほとんどの工程が手加工で行われていますが、分業されているため、生産スピードや生産量を保つことが可能です。また、使用する木材や漆はひとつとして同じものはありませんが、高い技術をもつ職人たちが関わることで、安定した商品をつくることができます。
GROUP MISSION|グループミッション
THE Artisan +(ジ アルチザン プラス)は 300 年以上の歴史を持つ、伝統と技術をリンクさせたこれからの使う工芸品を発信するモノづくり集団です。
私たちのプロダクツへのこだわりは、全ての人に理解されるものではありません。それでも万人受けをねらった無難なデザインで妥協したくはないです。
過去に捉われることなく技術革新と試行錯誤を重ねながら、伝統の良いところは残し、いま だからこそできること、付加価値をプラスし、暮らしに寄り添うモノづくりをお届けします。
MISSION|ミッション
「暮らしに豊かさを与え個性とこだわりを大切にし、私たち自身も仕事を楽しみつつ、これからもお客さまの感性に響くものづくりを続けていく。
尾張仏具について
名古屋市を中心に製造される尾張仏具尾張仏具とは、愛知県名古屋市を中心に製造される日本の伝統的工芸品のひとつです。
1609年名古屋城築城を契機として城下町の南端、大須・橘町周辺に寺院を集中させる「南寺町」が形成され、その寺院の建造に携わった宮大工(神社、寺院を専門に作る大工)がのちに転身し仏具作りが始まりました。
良質な木曽檜が木曽川を下り名古屋に集められたことから木製漆塗り仏具づくりの基盤が形成され、江戸時代後期(1800年頃)には下級武士の内職として仏具づくりが発達し、多種多様な製品が大量に作られるようになりました。
今もなお多く職人が技術を継承する京都と並ぶ仏具の一大産地。木製漆塗製品が中心で、多様な工程と、色鮮やかな仕上がりが特徴であり、仏具の他に神具、祭礼具も生産されています。2017年1月に、伝統的工芸品に指定されました。